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2021.05.10

ホテル業界で進むAI技術導入

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ホテル業界で進むAI技術導入

皆さんは、宿泊先のホテルなどでAI技術が用いられているのを目にしたことはありますか?

 

大型のホテルだけでなくAirbnbなどで予約可能なマンションやコテージでも行う機会が増えてきた「スマホを用いた無人チェックイン」もその一つです。

 

近年、多くのホテルでAI技術の導入が進んできているのは、本来東京オリンピックでの人手不足に備えてのものだったのでしょうが、予期していなかった新型コロナウイルス蔓延による影響も後押ししています。

 

新型コロナウイルスでホテル業界はどう動く?

業界動向サーチHPより引用(画像タップでHPに遷移します)

 

まずは、AI技術の導入が加速している背景を見ていきましょう。

 

冒頭でも述べた通り、ホテル業界は新型コロナウイルスの影響を深刻に受けました。2020年春頃から、旅行の予定がキャンセルとなった方も多いのではないでしょうか?

 

上のグラフを見てみると、日本の宿泊数とホテルの稼働率は2018年までは増加傾向にありましたが、2019年に新型コロナウイルスの感染が拡大し始めたのを受け、減少に転じています。

 

また、コロナ禍以降多くの企業で不要不急の出張の自粛が推奨されてきました。観光としてのホテルの利用が減少した他、このように出張などでの利用が減少しているのもホテル業界全体の需要が落ち込んでいる原因となっています。

 

テレワーク拠点としてのホテル利用

外部環境が絶えず変化する中、多くのホテルが対策を打ち出しています。

ニュースなどでも多く取り上げられている、宿泊客の利用目的の変化への対応もその一つ。

 

テレワークや在宅勤務が増え、自宅にお子さんがいて仕事にならない、Wi-Fi環境が整っていないなどの理由で困っている方がいることから、自宅以外で集中して仕事ができる環境への需要が高まっているのです。

 

そこで本来デイユースでのプランが存在しなかったホテルも、勤務時間に合わせ「テレワーク応援プラン」としてリーズナブルな価格で静かな客室の提供を始めました。

 

旅行でホテルに泊まるといつでもワクワクしますよね。そんな素敵な客室で仕事をすることは、在宅勤務のストレス解消にもなり、リラックスした気持ちで仕事に打ち込むことができるのではないでしょうか。

 

新たな需要に合わせたAI技術の導入

このようなプランの増加につれて、増えてきたのがホテルでのAI技術の導入。

 

テレワーク拠点としてホテルを利用する上で、できる限り人との接触を避けたいというのが本音ですよね。同じくホテルの従業員の方々も、不特定多数の利用客との接触があり感染リスクを背負っています。

 

また、新型コロナウイルス感染拡大の影響による新たな需要への対応とは別に、近年のスマート化の風潮、東京オリンピック開催時の人手不足に合わせ、AI技術の需要が高まってきています。

 

私たちが宿泊するホテルでは、有人での業務管理、接客がまだまだ多い印象がありますが、今後AI技術の導入はますます増えていくでしょう。

 

各種宿泊施設で活用されているAI技術をご紹介

世界には、従業員の方々の業務の補助となる様々なAI技術が存在します。ホテルで実際に利用されているAI技術にはどのようなものがあるのでしょうか?

 

人と人との接触を減らすスマートチェックイン

最初に紹介するのは「スマートチェックイン」。

 

近年スマート化という言葉を耳にする機会がたびたびあります。スマート化とは、情報システムや各種装置に高度な情報処理能力あるいは管理・制御能力を持たせること、というのが定義ですが少し難しいですよね。そこで、皆さんがお持ちのスマートフォンを想像してただくと良いと思います。本来であれば電話をすることが目的ですが、スマートフォンはその他様々な機能を持っています。

 

スマートチェックインは、従来対面で行わなければならないチェックイン作業をスマートフォンやフロントに設置された専用機械を用いて、無人で完了させることを実現しました。

 

時には、一日遊んで疲れて帰ってきたのにこれからホテルで個人情報を紙に書いて…と面倒な気持ちになってしまうことも。スマートフォンを用いたスマートチェックインでは、宿泊前に必要な情報を全て入力しておくのでホテルに到着後はスムーズに客室へ向かうことができるんです。

 

またスマートチェックインの場合、入室のための鍵もスマートフォンで管理できることがほとんど!自分のスマートフォンが鍵になっているので紛失の心配も少なく安心ですよね。

 

▶︎▶︎▶︎スマートチェックインシステム「maneKEY(マネキー)」はこちら

 

各種ロボットの導入

スマートチェックインに比べると2021年時点での導入率は劣るものの、大手ホテルを始めとして徐々に普及してきているのがAIロボット。こんなことまでロボットができるの?と目を見張るような技術が生み出されています。

 

▷配膳AIロボット

食事の配膳や下げ膳を行うことのできる配膳AIロボット。多くの宿泊客が入るレストランでは、この業務にかかる時間、人手も相当数となるでしょう。必要なスタッフを減らし、他の業務に充当することでホテル全体のサービスレベルの向上、運営の効率化を図ることができます。

 

▷清掃AIロボット

ロビーや廊下などの共用部で使用されることの多い清掃AIロボット。カーペットを含む床清掃に利用され、ゴミやホコリだけではなく、カビやダニ、花粉なども除去することが可能です。ホテルの清掃にかかる時間が大幅に減少することはもちろん、人手だけでなく機械を用いて清掃することで宿泊者もホテルの清潔さに安心感を感じることができますよね。

 

▷多言語対応型の案内ロボット

東京オリンピックが開催されるとなれば、世界中から多くの観客が訪れます。英語を始めとする外国語を話すことのできるスタッフを配置する必要がありますが、ただでさえ人手不足と言われているホテル業界でそれだけの人材を用意するのは厳しいものがありますよね。そこで活躍するのが多言語に対応したAIロボット。海外からの宿泊客の応対の補助を行い、サービスレベルの向上を図ります。

 

まとめ

ここまで、新型コロナウイルス感染拡大の影響がホテル業界に与える影響、そして徐々に様々なホテルで導入され始めている画期的なAI技術について紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

AIやIoTと聞くと少し前までは「ドラえもん」などの漫画やドラマの中だけの遠い存在のように感じていましたが、私たちのすぐ近くの存在として迫ってきていることに感動してしまいます。

 

今は一部の都道府県で、緊急事態宣言が発令されるなど旅行に行きたい気持ちをグッと堪える我慢の時ですが、近い将来コロナ禍以前のように休日には少し遠出をしてリフレッシュすることができるようになることを祈っています。

 

外出ができるようになった際には、皆さんもぜひ身近なロボットなどのAIやIoTを探してみてはいかがでしょうか?きっと世界の技術の進歩に驚くことでしょう。

 

最後までご覧いただきありがとうございました!また次の記事でお会いしましょう。

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