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ホテルのサイトコントローラーとは? PMSとの違いやメリット、おすすめサービスを徹底解説!

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ホテルのサイトコントローラーとは? PMSとの違いやメリット、おすすめサービスを徹底解説!

ホテルや民泊の稼働率を上げるために大切なのは、複数の予約サイトに登録することです。しかし、予約サイトの情報管理に頭を悩ませている方も多いでしょう。そんな予約情報管理を一元できるサイトコントローラーが注目を集めています。
今回は、サイトコントローラーについて、機能とメリット、おすすめサービスを徹底解説します。予約を効率化したいホテルや民泊運営者の方は、ぜひ参考にしてみてください!

サイトコントローラーとは


サイトコントローラーとは、複数の予約サイト・予約システムの情報を一元管理できるシステムのことです。

ゲストを増やすためには、複数の予約サイト(OTA)に登録することが重要です。しかし、適切に管理できないとダブルブッキングなどのトラブルにつながります。サイトコントローラーを使えば、複数のOTAを使用していても、料金や空室情報の変更を一括で反映でき、予約情報も一元管理できます。また、祝日や休日は高く、平日の閑散期は安くなど、料金ランクを設定できたり、予約実績をデータ化して今後の運営に活かしたりすることも可能です。

サイトコントローラーとPMSの違い


サイトコントローラーのようにホテルで活用されているシステムといえばPMSです。これらの違いを簡潔にまとめると、「予約を管理するのがサイトコントローラーで、実際の宿泊を管理するのがPMS」と言えます。

PMSは、Property Management Systemの略で、フロント業務を効率的に管理できるシステムになります。具体的には、部屋割りや空室管理、清掃状況の管理などです。サイトコントローラーはOTAの情報管理です。そのため、両者を併用することでホテル業務を最大限効率化できます。

サイトコントローラー導入のメリット3つ


それでは、サイトコントローラーを導入することで具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、ホテルがサイトコントローラーを活用するメリットを3つ紹介します。

1.予約状況を反映することでトラブルを避けられる

サイトコントローラーでは、空室状況を一括して各OTAに反映してくれます。そのため、ダブルブッキングなどのトラブルを避けることができ利用者の信頼・満足度アップにつながります。

2.複数サイトに登録しても面倒な情報管理がいらない

複数のOTAに登録すればするほど予約の窓口が増え予約数アップにつながりますが、その分情報管理は煩雑になります。サイトコントローラーなら、面倒な予約情報管理を一括して行ってくれるため、業務の効率化が見込めます。

3.データを使ってさらなる稼働率アップにつなげられる

どのサイトからの予約が多いか、部屋のタイプやプラン別の予約数など、データをまとめることができます。データをグラフ化できるものもあり、販売実績を可視化できるため、稼働率を増やすためのマーケティングやPR戦略などに活用することができます。

サイトコントローラーのおすすめ7選

ここでは、サイトコントローラーの中でもおすすめのサービスを7つご紹介します。

  1. ねっぱん!
  2. Beds24
  3. TL-リンカーン
  4. TEMAIRAZU(手間いらず)
  5. AirHost HMS
  6. Onda Wave
  7. 民泊ダッシュボード

1.ねっぱん!

「ねっぱん!」は、株式会社クリップスが提供するクラウド型のサイトコントローラーです。予約サイト管理や予約状況の管理、レポート機能があり、オプションでセルフチェックインやPMSとも連携できます。
ねっぱん!

2.Beds24(ベッズ24)

「Beds24(ベッズ24)」は、株式会社WeInsが提供するサイトコントローラーです。Googleホテル広告を直接実施できる、日本で唯一のサービスです。日本だけでなく、世界中のホテルで採用されている実績を持ちます。初期費用がかからず、業界最安値を謳うほどの手軽さが魅力です。トライアル期間も1ヶ月と長めであるため、導入前に使い勝手を十分に確認できます。
Beds24

3.TL-リンカーン

「TL-リンカーン」は株式会社シーナッツが提供しているサイトコントローラーです。連携できるPMSの数が多いこと、複数施設を複数人で管理できるなど、利便性の高さが魅力です。また、ユーザーへのサービスが手厚いため、安心して使うことができます。
詳しくはこちら

4.TEMAIRAZU(手間いらず)

「TEMAIRAZU(手間いらず)」は、手間いらず株式会社が2002年から提供しているサイトコントローラーです。連携サイト数は多く、Airbnbと日本ではじめて提携したサイトコントローラーです。また、Booking.comからは日本で唯一推奨されているなど、実績の高さが特徴です。
TEMAIRAZU

5.AirHost HMS(エアホスト エイチエムエス)

「AirHost HMS(エアホスト エイチエムエス)」は、株式会社エアホストが提供するサイトコントローラーです。サイトコントローラー機能とPMS機能を兼ね備えており、スマートロックや決済システムとも連携するなど、ホテル運営の効率化を最大限にサポートしてくれます。トライアル期間が1ヶ月と長めに設定されているところも魅力です。
AirHost HMS

6.Onda Wave(オンダウェーブ)

「Onda Wave(オンダウェーブ)」は、株式会社S&G Corporationが運営する宿泊予約管理プラットフォームです。 PMSやセルフチェックインシステム、端末機不要の決済システムなど便利な機能が搭載されています。また、予約サイトの構築も簡単に行えるので、ホテルだけでなく、民泊やゲストハウス運営者にもおすすめです。
Onda Wave

7.民泊ダッシュボード

「民泊ダッシュボード」は、メトロエンジン株式会社が運営する、民泊運営者を対象としたサイトコントローラーです。
Airbnbチャットやメッセージの自動送信に対応したチャット機能、客室単価管理ができるプライシング機能、スマートロックなどと連携できるIoT管理機能、清掃管理ができるクリーニング機能など、民泊運営に嬉しいさまざまな機能が目白押しです。

民泊ダッシュボード

セルフチェックインシステムとの併用がおすすめ

予約管理を効率化できるサイトコントローラーですが、さらにゲストのチェックイン業務を自動化することで、より効率化できます。

セルフチェックインシステムとは、その名の通りホテルや民泊、レンタルスペースなどでのチェックイン作業をゲスト自身で完結できるシステムのことです。ゲストに事前にQRコードが発行され、それをゲストがチェックインシステム端末にかざすと、端末が本人確認を実施してくれます。自動でチェックインが完結するため、フロント業務を効率化できるのが魅力です。

セルフチェックインシステムのおすすめサービス


「maneKEY(マネキー)」は、デザインの通り招き猫を象徴しており、利用される方に安心・安全なセルフチェックインシステムです。AIを活用した本人認証によって、非対面でのカウンター業務を可能にします。人材不足を解消するだけでなく、Withコロナに向けた「非対面での新しい接客様式」によって、宿泊客様と施設管理者様双方の安心・安全に寄与します。maneKEYが詳しく気になる方はこちらからお気軽にご連絡ください。

セルフチェックインシステム導入を考えている方はこちらから


いかがでしたか?今回は、サイトコントローラーについて、機能とメリット、おすすめサービスをご紹介しました。

予約を最適化するサイトコントローラー、フロント業務を管理するPMS、そしてチェックイン業務を効率化して運営側・ゲスト双方にメリットがあるセルフチェックインシステム。これらを併せて使うことで、ホテルや民泊の業務を安全に効率化できます。セルフチェックインシステムの導入を検討されている方は、こちらからお気軽にご連絡ください!