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レンタルスペースに監視カメラは必要?メリットやおすすめシステムを解説!

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レンタルスペースに監視カメラは必要?メリットやおすすめシステムを解説!

空きスペースを利用してレンタルスペース運営を検討される方が増えています。レンタルスペースを安全に運営するためには、監視カメラの設置が有効です。しかし、カメラやモニターの設置に時間・場所・お金を取られるため、設置を迷われている方も多いでしょう。
今回は、レンタルスペースに監視カメラを設置するメリット・デメリットと、より効率的に監視ができるサービスなどをご紹介します。運営を検討されている方や、監視カメラの設置を検討されている方はぜひご覧ください。

レンタルスペースに監視カメラを設置するメリット2つ

まずは、レンタルスペースに監視カメラを設置するメリットについて解説します。

  • ゲストの入退室時間を正確に把握できる
  • 不正行為の防止・記録ができる

ゲストの入退室時間を正確に把握できる

監視カメラがあれば、ゲストの入退室時間を記録することができます。特に、キーボックスで鍵を引き渡す場合は予約時間のオーバーに気づきにくいため、監視カメラで記録を残すのは有効です。

防犯カメラの中には、動くものを感知するとスマホなどで通知を送ることができるものがあるので、ゲストの入退室をリアルタイムで把握することができます。

不正行為の防止・記録ができる

「監視カメラを設置している」という事実だけで、不正行為の抑止力になります。また、万が一不正行為があった場合にもしっかり映像として記録されるのは大きなメリットです。レンタルスペースでは、ゲストによってテレビなどの電子機器や壁・床などが破損・汚損してしまうケースもあります。
大きな損害を受けても、証拠がなければ泣き寝入りする羽目になることもあるのです。監視カメラで映像を残すことで、器物破損などの損害賠償の際に有力な証拠となります。

レンタルスペースに監視カメラを設置するデメリット2つ


一方、レンタルスペースに監視カメラを設置することにはデメリットもあります。メリットとデメリットを勘案したうえで、設置するかを決めましょう。

  • 費用がかかる
  • ゲストに嫌がられる可能性がある

費用がかかる

監視カメラを導入するとなると、当然費用がかかります。カメラ本体で大体¥20,000〜¥50,000、録画機とモニターで¥300,000〜¥500,000が相場です。また、設置を業者に任せるとプラスで設置費用がかかります。

ちなみに、屋外用カメラだと防水・防塵のカメラが必要になるため、本体価格が2倍ほど上がることもあります。このように、安くはない出費がかさみます。しかし、万が一損害を受けた時、損害賠償で有利になることを考えるとこの初期費用は無駄ではありません。

ゲストに嫌がられる可能性がある

監視カメラを設置する場合は、予約サイトにあらかじめその旨を明記するべきです。前述の通り、そうすることで、不正行為の抑止とゲストの適切なスペースの利用につながります。しかし、監視カメラがついていることに抵抗があるゲストに敬遠されてしまう可能性もあります。

これは予約数の減少という意味ではデメリットですが、逆に不正行為をする可能性があるゲストを排除できるという意味ではメリットでもあります。ゲストに正しく使ってもらい安全に運営するうえでは、監視カメラの設置は決してデメリットではありません。

スマホで簡単に管理できるクラウドカメラがおすすめ


最近では、スマホやパソコンで気軽に監視カメラの映像を見ることができ、クラウドで録画を残せる「クラウドカメラ」の需要が増えています。クラウドカメラなら、録画機とモニター不要で、複数のカメラの映像をスマホ1つで管理することができます。また、映像のシェアも簡単なのが特徴です。

クラウドカメラのメリット2つ


ここでは、クラウドカメラのメリットを見ていきましょう。

  • 設置場所を選ばない
  • 費用が安い

設置場所を選ばない

クラウドカメラは、映像をクラウド上で管理するため、録画機やモニターをバックスペースに設置する必要がありません。カメラ自体を設置すればいいだけなので、設置場所を選ばず狭い場所でも導入することができます。

また、机に置くだけで360度監視できるものが多いため、設置も簡単で費用もかかりません。

費用が安い

クラウドカメラにかかる費用は、本体価格と月額利用料です。本体価格の相場は¥30,000程度で、従来の監視カメラと大差ありません。また、月額利用料は、管理するカメラの台数や映像データの保有期間によって変わります。1台で十分な小さいレンタルスペースで、毎日のように映像をチェックする場合は、月々¥2,000弱で利用できるので、気軽に導入できます。

レンタルスペースで進むクラウド化・自動化


レンタルスペース運営では、クラウドカメラの設置をはじめとし、クラウド化や自動化が進んでいます。
たとえば、鍵の受け渡しはスマートロックを用いて自動化が可能です。また、利用者のチェックイン業務は、セルフチェックインシステムがあれば簡単に効率化できます。
ここでは、それぞれのシステムについて解説します。

鍵の受け渡しはスマートロックで自動化

「スマートロック」とは、鍵本体がなくてもスマホや暗証番号を入力するだけで解錠・施錠ができる、最近大注目のシステムです。スマートロックには、アプリをインストールして解錠できるものと、ドアに設置されたパネルに暗証番号を入力することで解錠できるものがあります。暗証番号の発行や鍵の有効期限の設定などもシステム上で行えます。

スマートロックは、ゲストごとに暗証番号と鍵の有効期限を自動で設定することができます。また、万が一トラブルがあった際もクラウド上で管理することができるので、安全かつ効率的にレンタルスペースを運営できます。

チェックイン業務はセルフチェックインシステムで効率化

本人確認から鍵の受け渡しまで、チェックイン業務自体を自動化できるのが「セルフチェックインシステム」です。セルフチェックインシステムは、その名の通りホテルや民泊、レンタルスペースなどでのチェックイン作業をゲスト自身で完結できるシステムのことです。

例えばレンタルスペースでは、ゲストに事前にQRコードを発行し、それをチェックインシステム端末にかざすと端末が本人確認を実施、自動でチェックインができます。鍵の受け渡しも、アプリを使って解錠したり、端末に暗証番号を表示したりして自動化できるのです。

セルフチェックインシステムを使えば、レンタルスペースの運営をさらに効率化できます。

セルフチェックインシステムのおすすめサービス


「maneKEY(マネキー)」は、デザインの通り招き猫を象徴しており、利用される方に安心・安全なセルフチェックインシステムです。AIを活用した本人認証によって、非対面でのカウンター業務を可能にします。人材不足を解消するだけでなく、Withコロナに向けた「非対面での新しい接客様式」によって、宿泊客様と施設管理者様双方の安心・安全に寄与します。maneKEYが詳しく気になる方はこちらからお気軽にご連絡ください。

7.監視カメラで安心安全なレンタルスペース運営を


今回は、レンタルスペースに監視カメラを設置するメリット・デメリットと、監視業務を効率化できるクラウドカメラについてご紹介しました。
さらに安全な運営・自動化を推進できるのが、スマートロックやセルフチェックインシステムの活用です。チェックイン業務を効率化できるセルフチェックインシステムの導入を検討されている方は、こちらからお気軽にご連絡ください。