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キーボックスは危ない?安全に鍵を渡すシステムとは

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キーボックスは危ない?安全に鍵を渡すシステムとは

民泊やレンタルスペースなどでよくある鍵の受け渡し方法として、キーボックスが挙げられます。ボックスを開ける暗証番号を事前にゲストに伝えるだけなので、簡単に渡すことができます。しかし、実はキーボックスでの鍵の受け渡しには危ない点もあるのです。この記事では、キーボックスのセキュリティと安全な鍵の受け渡し方法について徹底的に解説します!

 

1.キーボックスとは


キーボックスとは、暗証番号を入力することで中に入っている鍵を取り出せる箱のことです。民泊やレンタルスペースなどでの鍵の受け渡し方法として人気の方法になります。

 
基本的には4桁の暗証番号を設定し、事前にゲストに暗証番号を連絡します。ダイヤル式かボタン式が主流で、暗証番号を入れることで鍵を取り出すことができるのです。ドアノブやドア付近の手すりなどに設置する場合がほとんどで、キーボックスの場所自体も事前にゲストに伝えることが必要です。

 

2.キーボックスのメリット2つ


ここでは、キーボックスのメリットを2つ紹介します。
 

2-1.非対面で鍵を渡せ、誰でも簡単に操作できる

中に鍵を入れて事前にゲストに暗証番号を伝えるだけで良いので、ゲストに会うことなく鍵を渡すことができます。そのため、わざわざ鍵を渡すためだけにその場に居合わせる必要がなくなり、いつでも受付が可能になるのです。
 
また、ゲストにとっても操作の簡単さが魅力です。暗証番号を合わせて開けるだけという簡単な操作で鍵を受け取ることができるため、万人に使いやすい仕組みとなっています。
 

2-2.導入が簡単で費用も安い

キーボックスは、¥3,000〜¥5,000ほどで購入することができ、工事不要で取り付けることができます。本体を購入すれば追加でランニングコストが発生することもないので、気軽に導入することができるのです。設置方法と費用の面から、導入ハードルが低い方法といえます。
 
また、ゲストにとっても操作の簡単さが魅力です。暗証番号を合わせて開けるだけという簡単な操作で鍵を受け取ることができるため、万人に使いやすい仕組みとなっています。
 

3.キーボックスのデメリット2つ

使いやすく気軽に導入できるキーボックスですが、手軽な反面セキュリティ面でデメリットがあります。ここでは、キーボックスのデメリットを2つ紹介します。
 

3-1.暗証番号をその都度変更する必要がある

暗証番号を使い回すと、一度利用したゲストが予約せずに部屋に入ることができてしまいます。そのため、運営側はその都度暗証番号を変更する必要があるのです。民泊やレンタルスペースとしてゲストに貸し出している場所が遠くにある場合、いちいち暗証番号変更をするのはかなりの手間です。
 
また、利用者がその暗証番号を他の人に伝えれば、予約していない人でも部屋に入ることができるという危なさもあります。
 

3-2.鍵の紛失や複製されるリスクがある

ゲストが鍵を紛失してしまうと、シリンダー交換などで追加の費用が発生します。また、鍵を勝手に複製されてしまうリスクもあるのです。鍵を不正に複製されてしまった場合は、暗証番号をいくら変更しても無駄になってしまいます。
 

4.安全に鍵を渡せるスマートロックとは?


ここまでキーボックスのメリット・デメリットを紹介してきましたが、鍵を自動で渡せてさらに安全性が高いシステムがあったら理想ですよね。実は、スマートロックを使えばこれらの問題が解決するのです。
 
スマートロックとは、鍵本体がなくてもスマホや暗証番号を入力するだけで解錠・施錠ができる、最近大注目のシステムです。スマートロックには、アプリをインストールして解錠できるものと、ドアに設置されたパネルに暗証番号を入力することで解錠できるものがあります。暗証番号の発行や鍵の有効期限の設定などもシステム上で行えます。
 

5.スマートロックのメリット3つ

ここでは、スマートロックのメリットを3つ紹介します。
 

5-1.安全性が高い

繰り返しになりますが、スマートロックはキーボックスのセキュリティ面のデメリットを克服したシステムになります。スマートロックでは、各ゲストごとに暗証番号を発行することができ、鍵の有効期限も宿泊客のチェックイン時刻〜チェックアウト時刻と設定できます。
 
そのため、その都度手動で暗証番号を変える必要がなく、なおかつ安全性が高いシステムなのです。

 

5-2.トラブルがあってもシステム上で解決できる

スマートロックでは、全てをシステム上で管理しています。そのため、万が一鍵に関してトラブルが発生しても、システム上で解決できるため、オーナーがわざわざ現地に赴く手間が省けます。自分と離れた場所にあるスペースを貸し出す場合、特に便利です。
 

5-3.完全非接触で鍵の受け渡しが可能

こちらはキーボックスでも同じですが、ゲストと接触することなく鍵の受け渡しができます。オーナーにとっても、プライバシーを気にするゲストにとってもストレスフリーです。また、コロナで非接触のサービス需要が拡大している現在に非常に適した方法と言えます。

 

6.スマートロックと合わせて使いたいセルフチェックインシステム


スマートロックは、上述の通り安全かつ効率的に鍵を渡せるシステムです。そんなスマートロックの利便性をさらに高めてくれるのが、「セルフチェックインシステム」です。
 
セルフチェックインシステムとは、その名の通りホテルや民泊、レンタルスペースなどでのチェックイン作業をゲスト自身で完結できるシステムのことです。例えばホテルでは、ゲストに事前にQRコードが発行され、それをチェックインシステム端末にかざすと端末が本人確認を実施し、自動でチェックインができます。本人確認後に、アプリを使って解錠したり、端末に暗証番号を表示したりして、鍵の受け渡し業務も自動化できるのです。
 
このように、セルフチェックインシステムを使えば、本人確認から鍵の受け渡しまでを効率的かつ安全に行うことができます。
 

7.セルフチェックインシステムのおすすめサービス


「maneKEY(マネキー)」は、デザインの通り招き猫を象徴しており、利用される方に安心・安全なセルフチェックインシステムです。AIを活用した本人認証によって、非対面でのカウンター業務を可能にします。人材不足を解消するだけでなく、Withコロナに向けた「非対面での新しい接客様式」によって、宿泊客様と施設管理者様双方の安心・安全に寄与します。maneKEYが詳しく気になる方はこちらからお気軽にご連絡ください。

 

8.セルフチェックインシステム導入を考えている方はこちらから

いかがでしたか?今回はキーボックスのメリットと危ない点について解説し、安全かつ利便性の高いスマートロックについて紹介しました。さらにチェックイン業務自体を効率化したい方には、セルフチェックインシステムがおすすめです。セルフチェックインシステムの導入を検討されている方は、こちらからお気軽にご連絡ください!